2001-2002 欧州CL レアル・マドリード VS レヴァークーゼン

サッカー欧州チャンピオンズリーグ2001-2002の決勝は、スペインのレアル・マドリードと、ドイツのレヴァークーゼンの対戦となりました。

「白い巨人」レアル・マドリードと、ミヒャエル・バラックを中心に超攻撃的サッカーを展開するレヴァークーゼン。

当時、サッカー界最強のレアル・マドリードの牙城を崩すのは、どのチームなのかというのが、この時のサッカーシーンの中心の話題でした。

前年に、宿命のライバルであるバルセロナからルイス・フィーゴを獲得し、この年、ユヴェントスからジネディーヌ・ジダンを獲得。当時のスーパースターを次々と獲得して、最強の名を欲しいままにしていました。また、ラウール・ゴンザレス、フェルナンド・モリエンテスの2トップもキャリアのピークで、この年のチャンピオンズリーグ全17試合で35ゴールを挙げるという圧倒的な攻撃力を誇っていました。

レアル・マドリードは準々決勝で、前年の準決勝で敗れたディフェンディングチャンピオンのバイエルン・ミュンヘンに雪辱。さらに、準決勝では、リーガ・エスパニョーラの宿敵バルセロナと対戦し、2−0、1−1で快勝し、順当に決勝まで勝ち進みました。

一方、この年のサプライズであるレヴァークーゼンの快進撃。過去ベスト8がチャンピオンズリーグの最高成績のレヴァークーゼン、ミヒャエル・バラック、イルディレイ・バシュトゥルク、ゼ・ロベルト、ルッシオという個性派を擁し、超攻撃サッカーを展開。

この年もグループリーグでは不安定な戦いでしたが、調子を徐々に上げて、イングランドの名門、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドを下して決勝まで駒を進めました。特に準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦は、2−2、1−1と2試合連続の引き分けでしたが、アウェーのオールド・トラッフォードで2得点のレヴァークーゼンがアウェーゴールで勝ち上がるというギリギリの死闘でした。

スコットランドのグラスゴーで行なわれた決勝戦。前半7分にラウールが先制点を決め、レアルの圧勝ムードが漂う中、レヴァークーゼンは前半14分に、超攻撃的DFルッシオが同点ゴール。この後も怒涛の攻撃を仕掛けるレヴァークーゼンを沈黙させたのは、ジネディーヌ・ジダンでした。

前半終了直前、ロベルト・カルロスのクロスが相手に当たったボールを、ジダンが左足でボレー。

チャンピオンズリーグベストゴールの一つとされています。

ただ後半に入っても、レヴァークーゼンは超攻撃サッカーを続けます。ですが、後半23分に負傷したレアルのGKセサール・サンチェスに替わって出場したイケル・カシージャスが好セーブを連発。特にレヴァークーゼンのFWウルフ・キルシュテンのシュートを左足一本で防ぐシーンは、世代交代を思わせるファインセーブでした。

試合はこのままレアルが1点差を守りきり、2年ぶり9度目のビッグイヤーを獲得しました。

大躍進を見せたレヴァークーゼンですが、チャンピオンズリーグもブンデスリーガもドイツカップも全て準優勝で終わり、1冠も獲得できませんでした。ある意味、この年、トレブル(CL、国内リーグ、国内カップの3冠)に一番近かったチームだったかもしれません。

レアルはこの後、ブラジル代表ロナウド、イングランド代表デイヴィッド・ベッカム、マイケル・オーウェンを獲得し、「銀河系軍団」と呼ばれるようになります。ですが、これらの移籍で攻撃偏重になり、フェルナンド・イエロ、クロード・マケレレら、守備での影の功労者を簡単に放出したことにより、レアル崩壊の序章が始まるとは、誰が予想したでしょうか…。


1日1クリック!ご協力お願いします!
↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

1998-99 欧州CL マンチェスター・ユナイテッド VS バイエルン・ミュンヘン

この年のチャンピオンズリーグは、最初からマンチェスター・ユナイテッドに勝利の女神が微笑んでいたかのようでした。

決してこの年のユナイテッドは、とてつもない強さを見せ付けていたわけではありませんでした。

2次リーグ(当時は1次リーグの後、2次リーグがありました)では、バイエルン、バルセロナと同じリーグで、辛うじて2位通過。準々決勝でインテルを撃破した後の、準決勝のユヴェントス戦。ホーム、オールドトラッフォードで1−1のドローの後の、アウェー、デッレ・アルピでの第2戦。ユヴェントスに2点を先行され、敗退濃厚のムードの中、ロイ・キーン、ドワイド・ヨーク、アンディ・コールの3ゴールで、ユヴェントスの4年連続決勝進出を阻みました。

バイエルンは準決勝で、アンドレイ・シェフチェンコ率いるディナモ・キエフと3−3のドロー、1−0の勝利で決勝進出。

この年のサプライズは、シェフチェンコ率いるディナモ・キエフでした。

さて、バルセロナの本拠地、カンプノウで行なわれた決勝戦。

前半早々に、フリーキックからバイエルンが先制。ロイ・キーンを欠くユナイテッドは、中盤での精彩を欠いていました。ただ時間だけが過ぎ、ロスタイムに突入。ここでユナイテッドを甦らせたのは、デイヴィッド・ベッカムの正確無比な右足でした。

コーナーキックを獲得すると、キーパーのピーター・シュマイケルも上がる捨て身の作戦。ベッカムのコーナーキックをテディ・シェリンガムが押し込み同点。このゴールで明らかにバイエルンは意気消沈しましたね。しかたないかな。ロスタイム3分で再び得たコーナーキック。

「ユナイテッドの勝ちだな。」
そんな予感がしました。

ベッカムのキックを、オレグンナー・スールシャールが押し込み勝ち越し!

劇的でしたねぇ。

この年、プレミアリーグ、FAカップ、ビッグイヤーの3冠を達成したユナイテッド。黄金期が始まるわけです。


さて、僕が少し感傷的になったのは、ローター・マテウスのピッチを去る姿を見た時です。

この決勝、1−0でリードの場面で途中交代したマテウス。
逆転されていく様をベンチで見つめることしかできなかったマテウス。

欧州選手権優勝、ワールドカップ優勝、UEFAカップ優勝、バロンドール、世界年間最優秀選手など数々のタイトルを獲得したマテウスでしたが、39歳まで続けた現役生活の中で、ビッグイヤーだけは獲得できませんでした。



このブログが
「良かった」「また見にきてもいーかな」と
思った心優しい方は、コチラをクリック!
↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

2002-2003 欧州CL ACミラン VS アヤックス

正確に言うと、準々決勝の2ndレグ。1stレグはアヤックスのホームで0−0のドローの後のこの試合。アヤックスは引き分け以上で勝利。ミランは勝ち以外の結果は許されないという状況。

この試合はシビレましたねぇ。

前半、シェフチェンコのクロスが相手に当たったボールを、インザーギがヘッドで押し込んでミランが先制。
後半に途中出場のアヤックスのリトマネンが同点ゴールを決めると、すぐさまインザーギのパスをシェフチェンコが押し込み、ミランが勝ち越し。すると、アヤックスも負けじとピエナールが同点ゴール。この後ミランは、リヴァウド、トマソンを投入して、捨て身の4トップ作戦に出る。(この時、カウンターを喰らってアヤックスの3点目が入る気がしました。)アヤックスは、ベルグデルモを投入し守備固め。

「ミランの負けだなぁ。」

そう思ったロスタイム。マルディーニのロングボールをアンブロジーニが落とし、インザーギがループシュート!最後はトマソンが押し込んで、ミランの勝ち越し!

トマソンのオフサイドという最悪のシナリオが頭をよぎりましたが、3−2でミランがアヤックスを振り切りました。

この年のチャンピオンズリーグは、アヤックスが非常に良いサッカーをしていたように思います。
メンバーを見ても、イブラヒモヴィッチ、ファン・デル・メイデ、ファン・デル・ファールト、マクスウェル、キヴなど、現在はビッグクラブに所属する選手や、常に移籍市場を騒がせる選手が大勢いました。

ただ、1次リーグ、2次リーグ(当時は2次リーグもありました)、決勝トーナメントのミラン戦を合わせて、計14試合で、3勝3敗8分。同点に持ち込むものの勝ち越せない、リードしていても追いつかれるという試合が多く、勝ちきれないチームだったことも確か。
ですが、ビッグクラブを相手にしながらもベスト8までこぎつけた名勝負製造機のようなこの若いチームには、惜しみない拍手が送られました。



このブログが
「良かった」「また見にきてもいーかな」と
思った心優しい方は、コチラをクリック!
↓ ↓ ↓
人気blogランキングへ

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。